[ComfyMaster33] 便利LoRA: Envy Zoom Slider XLで画角調整しよう!#ComfyUI

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プロンプトで画角を指定しても、思ったような画角にならない といった体験をしたことはありませんか?もっと直感的に画角を調整したいですよね。
そんな画角調整を可能にするのが**「Envy Zoom Slider XL 01」** です。**「Envy Zoom Slider XL 01」**は、画角調整の自由度を飛躍的に向上させる革新的なLoRAとして注目を集めています。
このLoRAは、従来の生成プロセスに欠けていた「ズームイン・ズームアウト」のような細やかな調整を、直感的かつ簡単に実現してくれる優れものです。顔にクローズアップした魅力的なポートレートから、全身像を捉えた壮大なシーンまで、さまざまなイメージを思い通りに描ける力を持っています。
こんにちわ、AICU media編集部です。
「ComfyUI マスターガイド」第33回目になります。
本記事では、この「Envy Zoom Slider XL 01」を使用して、どのように画角をコントロールし、クリエイティブな作品を効率的に生成できるのか、そのプロセスと結果を詳しくご紹介します。
本連載の初回はこちら。前回はこちら、目次はこちらです。
[ComfyMaster32] AWS上にComfyUI環境を構築しよう!(業務用)
https://note.com/aicu/n/na834888caa78
[ComfyMaster29] 参照画像でAIをコントロール!IPAdapterの使い方
https://note.com/aicu/n/nc6164bdae138
1. 概要
Envy Zoom Slider XL 01は、Stable Diffusion XL (SDXL)用のLoRAモデルで、人物の画角を調整するために設計されています。このモデルは、+1.25の値で人物の顔にズームインし、-1.25の値で全身像を生成するようにバランスがとられていますが、生成する画像や使用するチェックポイントによって結果が異なる可能性があります。
https://huggingface.co/e-n-v-y/envy-zoom-slider-xl-01
2. 使用準備
今回使用するLoRA「Envy Zoom Slider XL 01」を以下よりダウンロードし、「ComfyUI/models/loras」フォルダに格納してください。
https://huggingface.co/e-n-v-y/envy-zoom-slider-xl-01/blob/main/EnvyZoomSliderXL01.safetensors
3. ワークフローの構成
ワークフローは、標準ワークフローにLoad LoRA ノードを追加したものになります。モデルにはRealVisXL V4.0を使用しています。

文末のリンクからワークフローをダウンロードしてください。
プロンプトは以下の通りです。
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ポジティブプロンプト
1boy, handsome, Japanese male, black hair, short hair, sharp eyes, high cheekbones, defined jawline, clean-shaven, wearing a suit, formal attire, serious expression, black suit, white shirt, tie, confident pose, well-dressed, professional, sleek hairstyle, realistic proportions, detailed background, modern cityscape in the background, autumn leaves, sunset lighting
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ネガティブプロンプト
bad hands, bad anatomy, ugly, deformed, (face asymmetry, eyes asymmetry, deformed eyes, deformed mouth, open mouth)
KSamplerノードの各ウィジェットの設定は以下の通りです。
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seed: 156680208700286
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control_after_generate: fixed
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steps: 30
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cfg: 8.0
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sampler_name: dpmpp_sde
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scheduler: karras
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denoise: 1.0
4. 生成結果の検証
まずは、LoRAなしで生成してみます。以下が生成結果です。上半身が画角に収まっている画像になります。

次にLoRAの強度を-1.0にして生成してみます(Load LoRAノードの「strength_model」を-1.0にする)。先ほどよりも画角が広がりました。

さらにLoRAの強度を下げ、-3.0にしてみます(推奨は±1.25です)。画角はさらに広がりましたが、顔が崩れたり、画像の品質が低いように感じます。やはり推奨値以内で使うことが奨励されます。

今度は、LoRAの強度を+1.0にしてみます。そうすると、顔にクローズアップした画像が生成されました。

5. おまけ: XY Plotで画角の変化を一括で確認
以前の記事で「XY Plot」で生成結果を一括で確認する方法を解説しました。今回もXY Plotを使用して、画角の変化を一括で確認してみます。XY Plotの解説記事は以下になります。
https://note.com/aicu/n/ncb1141cab2ae
ワークフローの全体像は以下になります。X軸にLoRAの強度、Y軸にSeedを設定しています。

ワークフローは、文末のリンクよりダウンロードしてください。
以下が生成結果です。LoRAの強度が高くなるにつれ、顔にクローズアップしていくことが確認できました。

6. まとめ
今回ご紹介した「Envy Zoom Slider XL 01」は、まさにStable Diffusion XLを使った画像生成に革命をもたらすツールです。人物の画角を思いのままにコントロールできるこのLoRAモデルは、クリエイティブな表現の幅を大きく広げてくれます。顔にズームインした繊細なポートレートや、全身が映るダイナミックな構図など、生成したいイメージに合わせて自由自在に調整できるのは本当に素晴らしい体験です。
特に、推奨される±1.25の範囲で使用すれば、画像の品質を保ちながら、的確に画角を調整できるという点も、このモデルの優れたポイントです。LoRAの強度を変えるだけで、まるでプロのカメラマンが撮影したかのように、画角の変化を楽しむことができました。「Envy Zoom Slider XL 01」を使えば、あなたの創造力が新たな次元へと広がることでしょう!
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この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/n3b1ef1cc3fac
Originally published at https://note.com on Nov 8, 2024.
